いつもCentOSのISOファイル何を選ぶか迷うので用語をまとめてみた
ISOファイルとは
CD,DVDの中身をひとつにまとめたアーカイブファイルのこと 今回の場合だとCentOSの中身がひとつにまとまったファイル
CPUアーキテクチャの種類
OSを動かすにはCPUが必要です。
そのためCPUアーキテクチャによってISOファイルの中身も変わってきます。
x86_64
インテルの64ビットマイクロプロセッサのアーキテクチャの名称
x86が32ビット、x64が64ビット
x86_64は、x86(32ビット)が64ビットに拡張されたもの
32ビットなのに、x86である理由はインテルの型番から取られたかららしい
ARM64
イギリスのケンブリッジに本社を置くARMという会社により開発されたアーキテクチャの名称
AndroidやiPhone,Rasberrypyに使われている
IBM Power
IBMのマイクロプロセッサ
IBMなどのスーパーコンピュータ、UNIX、ワークステーション、オフィスコンピュータなどで使用されている。
ディスクイメージの違い
DVD ISO
CentOSのGUIのインストーラでインストールできる全パッケージが最初から含まれているディスクイメージ
多くの場合このイメージが使われる
Everything ISO
CentOSで利用できる全パッケージが最初から含まれているディスクイメージ
このイメージを使用すればネット接続していなくても任意のパッケージをインストールできる
その代わりサイズが大きいので基本的にUSBなどにダウンロードする
Minimal ISO
必要最低限のパッケージだけが含まれているディスクイメージ
後にyum | dnf install 〇〇
する人用